2020.02.25

ヤングケアラーとは〜若い家族介護者が抱える孤立と仕事の不安〜

こんにちは。
ヤンクル編集部です!

今回は初ブログ!ということで、ヤンクルのサービスをご利用いただく対象である「ヤングケアラー」とは何かについてお話します!

ちなみにヤングケアラーの「ヤン」とサークル(輪)の「クル」をとって、ヤンクルというサービス名となりました。

ヤングケアラーという言葉は日本で生まれた言葉ではなく、イギリスから輸入された言葉です。 ヤングケアラーって超高齢化社会の日本に特有の問題なんじゃないの!?とたまに言われることがありますが、実はそうではありません。 この問題はイギリスをはじめ、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど世界各国で問題になっています。

世界の状況についてはまた改めてということで、まずは日本の概況をお話します。


ヤングケアラーの言葉の意味は?


ヤングケアラーとは「家族に介護を要する人がいる場合に、大人が担うような介護責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子ども」のことを指します。

また、18歳〜30代の家族介護者を「若者ケアラー」といい、ヤングケアラーと同様に家族のケアをしている若者たちのことを指します。

ちょっとややこしいので、ヤンクルではヤングケアラーと若者ケアラーをまとめて、「ヤングケアラー」と呼んでいます(専門家の方々お許しください…)。

ちなみに介護というと「親の介護」というイメージが強いですが、祖父母やきょうだいのケアをしているというケースもたくさんあります。


ヤングケアラーの人数はどれくらいいるの?


総務省統計局の「平成29年度就業構造基本調査」によると、15〜29歳で21万100人、30〜39歳で33万人もの人たちが家族のケアをしています。

こちらの調査はあくまで日本の就業構造を調べるもので、介護者の人数を調べるものではないので、正確な人数を把握できているとはいえません。

またこの統計には15歳未満が含まれませんが、実際には15歳未満のヤングケアラーもたくさんいます。



なんでヤングケアラーが増えているの?


一言で表現しますと、”家族のケアを担える大人の数が減少していること”が原因です。

三世代同居率の低下、専業主婦世帯の減少、ひとり親家庭の増加など家族形態の変化が背景にあります。

たとえば、単身世帯のシングルマザーが病気なってしまうと、他に支えてくれる人がいない場合には、その子供がケアを担わざるを得なくなります。

そういったことが起こる確率が高くなっています。



ヤングケアラーはどんな悩みを抱えているの?


年代やケアの対象など、家族構成によって悩みは様々ですが、大きく分けると「社会的孤立」と「仕事の不安」が挙げられます。

前述の当事者の人数から、「そんなにたくさん…」と思った方もいるかと思いますが、社会全体からすればマイノリティ。

悩みを誰かに相談しようと思っても、自分のことをわかってくれる同じ境遇の人に出会うことは困難です。 かといって、家庭環境が異なる人に相談してもわかってもらえないだろうと、当事者たちはどうしても考えてしまいます(実際にわかってもらえないケースが多いです)。

なので、日常的に困ったことやストレスを抱えることがあったとしても、わかってもらえる相手がいないために孤立し、心理的に窮屈な生活を送っている人が多いという現状があります。

もう一つが仕事の不安です。

家族のケアをしていると大抵の場合、当事者たちは時間と場所の制約に縛られます。

たとえば、茨城県に実家があり、就職して東京に暮らしているとしましょう。 親が病気になって後遺症が残ってしまい要介護状態になりました。 平日に週2日だけ実家に帰ることができればなんとかなるけど、仕事がある。 毎週早退するわけにいかないし、これからどうすれば…。

このように介護と仕事の両立が難しくなってしまうケースがあります。


じゃあ、どうすれば…。そこでヤンクル!


ヤンクルでは家族介護の経験が豊富なスタッフが在籍しており、相談しやすい環境を整えております。

また、介護に理解がある「介護フレンドリー企業」の情報を集め、介護と仕事を両立するための情報を可能な範囲で提供します!

「まずは相談だけでも」という方でもOKですので、ぜひお気軽にご利用ください!